やり直し英語コーチYukoです。
「今度こそ英語を話せるようになる」
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オバマ大統領が民間人に戻ってしまわれて、トランプ大統領政権が本格的に指導していますね。アメリカの大統領によるスピーチは、世界に影響力を持ちます。過去の歴代大統領も然り。
なかなか日本の総理大臣の、印象に残ったスピーチというのは、記憶にないのですが＞＜。 やはりアメリカ歴代大統領は違います。
オバマ大統領の退任演説に深く感動し、「オバマロス」という言葉が出来たのも、納得。
去り際に惜しまれるのは、とても良い締め括り方だなぁと感じてから、自然とトランプ大統領のスピーチと比較して見るようになってしまいました。
もちろん、全く別の違う人間ですから違うスピーチそをして当たり前。
でもあまりに違い過ぎて・・・＞＜。
オバマ大統領のスピーチは英語の教材としても本当によく使われていて、オバマ氏のスピーチを使った英会話のレッスンが通常の2倍の受講生を集めたというニュースが報道されたこともありました。
それでは！まとめてみました。
政治的なことは詳しくありませんので、今回は英語という側面から2人のスピーチを勝手に比較です。
【話し方編】
オバマ大統領
程よい高低の老若男女に聞き取りやすい滑舌。
あまり難しいことを言わずに、単純な言い回しの反復を重ねている。
思わず引き込まれてしまう話し方。耳に心地よい。
笑顔でユーモアを交えて話す。毅然とした態度。切れがいい！印象。
リーダーの風格が漂っている。演説の時に聴衆に熱い視線を送りながら、大きな身振りで訴える。
トランプ現大統領
一方、あくまで個人的な見解ですが、は、一言でいうとaggressive（攻撃的な・挑戦的な）な印象。割と、スピーチの1文1文が短い。はっきり簡潔に話す。好んで使う１３の言葉のうち、１２が、1音節・または2音節だとのこと。
単語の一番初めの母音を強調して発音している。
stupidなど、大統領らしからぬ単語の選択。
手の使い方が独特で、５つほどパターンがある。
【反復する言葉・フレーズ編】
オバマ大統領
Yes, we can.
change！
トランプ現大統領
China,Mexico
Money
Make America Great Again!
【テクニック編】
オバマ大統領
高い理想を掲げて、それを国民に具体的にイメージさせられるように具体的なエピソードを盛り込んで、それが実現可能なのだと訴えかける。
トランプ現大統領
聞き手に合わせて、話す内容の文法レベルを変えてる！！？らしい。
その数は10段階あるそうで、相手によって変えているので、「わかりやすい！」
と皆に受け入れられるのでは。
なので、バリエーションが豊富なように感じて、人を飽きさせないのかもしれません。でも、主に9歳児くらいのレベルの文法をよく使っているのだとか。
トランプ大統領のこれからのスピーチは、注目していきたいと思うのですが、
オバマ大統領の退陣スピーチの最後の方で述べられた家族への感謝の気持ち。
不覚にも涙が出てしまいました。
大統領と言う立場の人でも、きちんと公の場で家族に対する感謝の弁というのを述べられるということは、日本の文化ではありえないかもしれません。
でもより人間らしさの溢れる素敵なスピーチでした。
このパートは、決して難し過ぎない英語ですので、３分程ですし、ご覧になって見られては？と思います。
【オバマ大統領の最後のスピーチ家族へのメッセージ】
是非、字幕をONにしてご覧になられては？と思います。
スクリプトもご参考までに✨
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Michelle – for the past twenty-five years, you’ve been not only my wife and mother of my children, but my best friend.
ミッシェル。
過去25年にわたって、私の妻や子供たちの母であるだけではなく、ずっと私の親友でもありました。
You took on a role you didn’t ask for and made it your own with grace and grit and style and good humor.
自らが望んだわけではない役割を引き受け、自ら作り上げてくれました。気品と勇気をもって、堂々と、そしてユーモアを失わず。
You made the White House a place that belongs to everybody. And a new generation sets its sights higher because it has you as a role model.
君のおかげで、ホワイト・ハウスは、みんなに開かれたものになりました。そして、新たな世代が君をロールモデルとして、より一層高みを目指しています。
You’ve made me proud. You’ve made the country proud.
君のおかげで、私はとても誇らしい。そして、この国自体も君のことをとても誇らしく思っています。
Malia and Sasha, under the strangest of circumstances, you have become two amazing young women, smart and beautiful, but more importantly, kind and thoughtful and full of passion.
マリアとサーシャ。
このような普通ではない環境に置かれても、君たちは素晴らしい若者に成長してくれました。賢く、美しく、そしてもっと大事なことに、心優しく、思慮深い情熱に溢れた女性です。
You wore the burden of years in the spotlight so easily. Of all that I've done in my life, I’m most proud to be your dad.
スポットライトを浴びるという重荷を、何年にもわたり軽々と背負い続けてくれました。私の人生で成しえたすべての出来事のなかで、君たちの父であるということ。これを一番誇らしく思います。
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本当に素晴らしいスピーチでした。ネイティヴでなくても比較的聴き取りやすいと思います。
スピーチというのは、非言語行動も大きく影響していることがこのスピーチからも見て取れますね。我々も多いに勉強になります。
アメリカ歴代大統領のスピーチを見比べてみるのも面白いでしょうね。
日本の総理大臣も、各国で話題になるくらいのスピーチをできる人が今後出てくることに期待ですね！しかも、諸外国向けには、「英語」で「堂々と」。
そんな日が来るかもしれませんし、来なくてはいけないような気がします。
Have a good day !!
Yuko
この記事を書いているひと
10歳の時にアメリカ帰りの隣のお姉ちゃんとの
英語レッスンがあまりに楽しく、それから
ずっと英語が大好きに。14歳で海外デビュー。
国立の外国語大学に入学し、世界のあちこちを旅する。
卒業後、20代で単身海外生活へ。
2児のママになった今も英語に関わり続け、
少しでも「英語をやり直したい」と思う方の
お役にたてたらと思って日々活動中♪
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やり直し英語コーチとして
私がお伝えしていきたいことはこの５つです。
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１．英語を話せることによって、グンと世界は近づくということ。
２．このグローバル時代に、日本にとどまらず、世界中に友達が作れるということ。
３．世界中のニュースを英語のまま理解できると、選択肢が格段に増えるということ。
４．自信を持って、世界中の何処にいても自分を表現できるようになること。
５．広い視野・視点で物事を見られるようになり、万人に優しくなれるということ。
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